設備投資に使う補助金比較|省力化カタログ型・一般型・統合補助金の線引き

序幕 機械の注文書

小次郎「皿を運ぶ機械を買う。どの補助金でも設備投資と書けば通るだろう」

春日局「台所の動線も測らずに寸法を決めてしまったのかい」

武蔵「設備は目的を達成する手段だ。カタログ注文型は登録された製品による省力化、一般型は事業に合う多様な設備・システム、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金は新市場・革新性などの枠固有の要件を問う」

杉田玄白「道具の名前だけで病気を診断するな」

場面2 カタログを読まない男

春日局「省力化の公式案内ではカタログ注文型が随時受付。登録品から候補を探すところが出発点だね」

小次郎「似た形の機械を別店で安く買えば同じだ」

武蔵「登録製品や販売事業者などの条件を公募要領とカタログで照合する必要がある。外形が似ていても登録対象とは限らぬ。見積・注文前に公式情報と一致を取れ」

杉田玄白「成分表示の違う薬を見た目だけで代替するでない」

春日局「ここを帳面に残す。省力化一般型の公募タイミングとカタログ随時受付を混同しない。申請書の言葉だけ整っていても、現場がその通り動いていなければ後で説明できないからね」

場面3 特注設備の誘惑

小次郎「ならば店の中を丸ごと改造する大装置をカタログに書き足そう」

春日局「既製品の一覧に自作の品目は載せられないね」

武蔵「省力化投資補助金の一般型は事業内容に合わせた設備やシステム導入を想定する。一方、カタログ型は対象製品の仕組みを利用する。個別設計だから必ず一般型に該当するとは限らず、公募回の要件と対象経費の照合が不可欠だ」

杉田玄白「患者ごとに処方する薬と常備薬を混同するな」

対象・制度判断の分岐

場面4 新事業の名札

春日局「厨房を新しくするだけで『新事業進出』を名乗る理由はあるのかい」

小次郎「新しい釜を買えば新しい事業だ」

武蔵「統合補助金には革新的新製品・サービス枠、新事業進出枠、グローバル枠がある。既存の調理を少し楽にするだけで新市場への進出になるわけではない。投資と事業の変化を説明せよ」

杉田玄白「薬棚を新調しても新しい医療ではない」

場面5 比較表に大きな数字

小次郎「省力化最大1億円、統合補助金9,000万円。差額で決めればよい」

春日局「その数字は制度全体の表示で、カタログ型だけの額じゃない」

武蔵「省力化は補助率1/2以下又は1/2〜2/3、上限最大1億円と制度概要に示されるが型によって異なる。統合補助金も補助率1/2・2/3、上限9,000万円という表示だ。自社の枠別条件を調べて比較せよ」

杉田玄白「薬箱の最大容量を一回分の処方とは呼ばぬ」

春日局「ここを帳面に残す。登録機械の名称だけでなく、販売事業者と設置・保守費用の適格性を確認する。申請書の言葉だけ整っていても、現場がその通り動いていなければ後で説明できないからね」

場面6 発注の順番

春日局「設備業者から『今すぐ契約なら値引き』と言われたけど」

小次郎「割引は今日しかないぞ。契約書を持ってきた」

武蔵「各制度の交付申請・交付決定、対象となる発注・納品・支払時点を確認する。値引きの誘惑で対象外になるなら損失は大きい。制度を選ぶ前に契約してしまうな」

杉田玄白「手術の同意書は後から書けばよいという話にはならぬ」

準備・証拠のチェック項目

場面7 現場で試す

春日局「どの機械で何の時間を削るのか、誰が扱うのかを確認したいね」

小次郎「私は監督するから実際には触らない」

武蔵「導入前の業務工程、導入設備の能力、削減できる作業、維持費、運用担当を具体化する。設備導入後の成果をどう測るかも計画段階で決めよ」

杉田玄白「診断器を買っても使う人がいなければ病は治らぬ」

場面8 三刀と機械のオチ

武蔵「設備の機能だけでなく事業目的を選ぶ。カタログ型か一般型か統合補助金かを要件で分ける。発注前に公募要領と資金計画を確定する。この順序だ」

春日局「現場の寸法と使う人の声から始めるよ」

小次郎「よし、私の仕事を省く設備として『小次郎の代わりに寝る人形』を発注しよう」

杉田玄白「それでは省力化以前に働く仕事が何か聞かねばならぬ」

制度の使い分けや申請の段取りで迷う場合は、専門家や制度事務局へ相談を。運営元のコミッターズでも経営の困りごとの相談を受け付けています。

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出典

ミラサポplus(確認日:2026年11月7日)

ミラサポplus(確認日:2026年11月7日)

ミラサポplus(確認日:2026年11月7日)

中小企業庁(確認日:2026年11月7日)

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